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KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

今月は、2021年10月から12月にかけて全6回開催した、第15期傾聴ボランティア講座の様子をお伝えします。

第15期傾聴ボランティア講座

 

傾聴ボランティア講座とは

 傾聴とは、相手を理解し、相手の心に寄り添う聴き方をすることで信頼関係を築き、精神的自立を支援する、コミュニケーションをはかる上で重要な技法のひとつです。
 傾聴ボランティア講座は、1)傾聴について学び、必要なコミュニケーション力を身につけること、2)学んだ技能を活かし、地域で活動する傾聴ボランティアを養成すること、この2つを目的としています。2008年度より実施している本講座は、今年で15期目を迎えました。
 今回は、第15期傾聴ボランティア講座についてご紹介します。
 講師:澤村直樹さん(アクティブリッスン代表)

第15期傾聴ボランティア講座について

 10月28日から12月9日までの毎週木曜、全6回開催した「〜コミュニケーションを学ぼう〜第15期傾聴ボランティア講座」を14名が受講しました。
 第1回から第5回は、アクティブリッスン代表の澤村直樹さんを講師にお迎えし、相手の心に寄り添いありのままを聴くことや、「傾聴のあいうえお」(あいづち・いそがない・うなずき・えがお・おうむがえし)など、具体的な傾聴の技法を学びました。澤村さんは、毎回受講生が提出するアンケートの感想や質問等にも丁寧に回答くださり、回を追うごとに学びも深みを増していきました。
 「言いたいことは二言目に、まずは受けとめの言葉から」というアドバイスを熱心に書き留める姿や、「一人で抱えずに仲間同士で聴き合い・ほめ合い・支え合うことの大切さ」のお話に受講生同士大きくうなずき合う姿に、今後のボランティア活動や生活に活かしたいという強い思いが伝わってきました。
 第6回はぷらざ職員が講師を務め、講座終了後の活動に役立つよう、ボランティア活動についての説明や傾聴活動団体の紹介、ボランティア活動先の見つけ方などを話しました。
 
●新型コロナウイルス感染症予防対策

 北対面での講座を開催するにあたっては、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全員の検温やマスクの着用、入退室時のアルコール消毒などの予防対策を徹底しました。飛沫感染予防のためパーテーションを設置し、受講者はパーテーション越しに対面でのワークを行いました。毎回の講座終了後には、澤村さんと受講生の有志の方々も一緒に協力して机や椅子のアルコール消毒をしました。制限の多い環境下ではありましたが、無事に全6回の講座を終えることができました。
  

修了生の今後の活動予定

 最終回の講座修了後、修了生有志の方々が集まり、今後の傾聴ボランティア活動について話し合う場を持ちました。初めてボランティア活動をされる方が多く戸惑いがある中、どんな形で活動していくのか、自分たちに出来ることは何かなどの意見交換を行ないました。コロナ禍ですぐに傾聴ボランティア活動を開始することは難しいものの、今回の講座で学んだことを活かし、思いを途切れさせないよう今後も話し合いを継続していくことになりました。ぷらざでは講座修了後も受講生がスムーズに傾聴ボランティア活動ができるよう、活動場所の情報提供やサポートをしています。
 これまで第1期から第13期までの修了生による傾聴ボランティア活動団体が13団体立ち上がり、それぞれ特色のある活動をされています。現在はコロナ禍で活動のほとんどの休止を余儀なくされていますが、感染予防対策をしながら定例会や勉強会を継続して活動再開の準備をされたり、まずはメンバーで声を掛け合って健康管理に励むなど、様々な対策を取られています。
 各団体の詳しい活動情報については、みにきたWeb(http://minikita.genki365.net/)をご覧ください。
 3月には、講座修了生が一堂に会する傾聴ボランティア交流会を、オンライン(Zoom)で開催する予定です。傾聴ボランティア団体が持ち回りで幹事として企画を担当、各団体のひとことPRをまとめたり、参考になる傾聴の場面を寸劇にして発表等、貴重な交流の場となっています。

第15期傾聴ボランティア講座 受講者アンケート(抜粋、原文のまま)

◇受けとめるだけでなく、相手に安心(信頼)してもらってその先で本音がある事、勉強になります。初めてあった人に安心してもらうのは、意識するとむずかしく感じますが心をこめて傾聴していけたらと思いました。

◇寄り添いの大切さをひしひしと感じさせていただきました。ありがとうございました。

◇言葉のかけ方の大切さを講座を通してすごく感じました。受容、共感という言葉を心して対話していきたいと思いました。やはり、ふだんから自分をみがかないと(心を豊かに)いけないと感じます。

◇漠然としていた傾聴の基本を理解出来ました。相手の気持ちになってゆっくり向き合うことが重要だと思いました。忙しい日常生活の中で時には人と時間をかけてかかわりたいです。

◇考えてみると、一番身近な生きる為に必要な要素を含んだ講座だったと思います。良かったです。人は皆、ふれあい・おしゃべり等を望んでいると、特にコロナ禍の中で必要な事と思いました。講座を受けると単にやっていいものかと考えてしまいますが、これを機会に行動に移したいと思います。

北区NPO・ボランティアぷらざでは、皆さまがボランティア活動を進めるうえで役立つ、様々な講座を開催しております。今後の講座につきましては、ぷらざ通信やぷらざHPなどをご覧ください。ご参加をお待ちしています。
(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)

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